2013年4月2日
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11月、官兵衛の秘密に迫る御柱祭!
黒田家の播磨での躍進を支えたのが廣峯神社。歴史の十分条件は語られず、無文。あなたに観読をつたえる姫路の旅
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姫路文学館
住所:兵庫県姫路市山野井町84
Tel:079-293-8228
戦
国期の姫路城の城代、黒田官兵衛はやがて天下人秀吉の軍師となる。軍師は、機智と覚悟。しかし軍師は現実を合理性を追求するにしても、やはり人間性である。小説・播磨物語で官兵衛を「おかしみのある男」と語り、友人にもつならこういう男と記した司馬遼太郎の記念室があるこの文学館で、官兵衛の人間性を構成した播磨の風土が語られる。
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兵庫県立歴史博物館
住所:兵庫県姫路市本町68
Tel: 079-288-9011
姫
路城の敷地内には姫山原生林が残される。播磨国風土記が伝える難破した神の船から蚕子(ひめこ)が流れ着いた丘が「日女道丘(ひめじおか)」であることを語り継でいる。そしてお城に隣接する本館は、姫山原生林保全のような歴史的な畏敬の念を組み合わせて近世城郭がつくりだす景観についてのその価値をわかりやすく解説してくれる。
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廣峯展望台
住所:兵庫県姫路市広峰山
Tel:079-287-3652(姫路市観光交流推進室)
廣
峯展望台は姫路市街から播磨平野、瀬戸内海、淡路島を見渡せるスポット。この地にある廣峯神社の神主廣峯氏は鎌倉幕府御家人で、南北朝期に活躍した武将。流浪の黒田一族は、この廣峯神社のお札(ふだ)を配って地域を回る御師に、黒田家秘伝の目薬とお札(ふだ)を一緒に販売することで財をなした。「見通す目」が大切を実感できる地!
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御柱祭 廣峯神社
住所:兵庫県姫路市広嶺山52
Tel:079-288-4777
官
兵衛がいかに機智と覚悟があろうとも、信長に反旗を翻した荒木村重を説得に伊丹城に入り拘束された時点で、一度人生は終わっている。太陽の光がだんだん衰えていく11月15日は陰陽道では、一年の内で最も大安吉日とする。本社では太陽光のよみがえりを願う5mの柱を建て、大神様の降臨を祈る「御柱焚き上げ神事」が行われる。官兵衛とかさなる。
11月、官兵衛の秘密に迫る御柱祭!
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