江戸の美は、朝顔。
美は、移ろい、季節とともに巡る。
日本の美は、季節感を基本にする。
変化朝顔図
江戸時代 19世紀 国立歴史民俗博物館蔵
突然変異を利用した変化朝顔を収録する書物の一部。
自家で受粉し、自殖性が高い朝顔は、見た目違いが現れる。
江戸文化・文政期(1804-30年)、
大坂・京都・江戸で、変化朝顔を競い合うことが流行。
19世紀後半、武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」育成ブーム。
明治・大正期の変化朝顔のブームにつながる。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。
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松阪市立歴史民俗資料館