・中国丹霞
China Danxia

      

国山岳文明と文化の母

      

山と雲海が織りなす神仙世界として、詩や絵に語られた中国南部の丹霞地形。1億年以上の前の恐竜のいたジュラ紀から造られはじめ、エベレストの造山活動や南中国の温潤多雨な気候の浸食で、不思議な景観に造形された。貴州省の赤水丹霞は、規模や景観美とその変化で中国随一の丹霞といわれ、その地形と多雨により、数千もの滝が生み出される。この地形で発生する霞とともに名につく丹は赤さを表し、鉄分やマンガンを含む赤い砂岩に由来。

©2013 UNESCO

  • 京都・出雲大神宮

    都・亀岡、亀岡盆地東部の御蔭山の山麓にあり、奈良時代以前から御蔭山をご神体として祀り、大国主を祭神とする。和銅2(709)年に社殿が建立されたと伝わり、国譲り神話の舞台は、この丹波であったともいわれる。丹の丹砂は水銀で、青銅器から鉄器までの鋳造に不可欠な鉱物。古代鉄器により大規模な水利土木事業がなされ、農地開拓が実現する。 

  • 兵庫・丹波篠山

    を多紀連山、南を三国ヶ岳、弥十郎ヶ嶽、東を三国岳、西を白髪岳、金山と600~700 m 級の山々に囲まれた丹波霧がよく発生する篠山盆地。その盆地は、太古湖で、そこには丹・あかい波が打ち寄せてその地方の名前となる。赤い波は水銀の丹砂であり、水銀は古代に魔除や仏像などの金メッキ、染料や顔料に使用された貴重な鉱物だった。       

  • 奈良・賀名生の里歴史民俗資料館

    條市の丹生川の下流の賀名生は、南北朝期に南朝の宮が置かれた地域で、南朝の皇居として使われた堀家の屋敷が史跡として残る。賀名生の里歴史民俗資料館では、西吉野の歴史やくらしとともに、堀家に伝わる南朝の宝物など貴重な歴史資料を展示する。賀名生は九州から関東まで南北をつなぐ中央構造線上で、丹生川流域に丹の採掘場が多数存在した。


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