・海印寺大蔵経板殿
Haeinsa Temple Janggyeong Panjeon, the Depositories for the Tripitaka

Koreana Woodblocks
      

アジアにうつされた無限の法力

      

海印寺は韓国・慶尚南道にあり、世界で最も完璧な仏教聖典とされる「八万大蔵経」所蔵する。法華経、般若心経をはじめ、この世の仏典全てを集めた「八万大蔵経」は、13世紀高麗時代に八万枚を越える版木に彫り込まれた。内容には、当時の語学、医学、歴史、地理、天文の知識も凝縮される。無限の法力が宿るといわれる大蔵経の版木は、優れた美術工芸品でもある。慶尚南道の伽耶山は、古来から仏教修行が盛んな韓国仏教の中心地。

©2013 UNESCO

  • 奈良・東大寺

    世紀に聖武天皇が建立した寺院で、大乗仏教、華厳宗の大本山であり、全国の国分寺ネットワークの中心「総国分寺」とも称された。その全国のネットワークの中心に、盧舎那仏の大仏が安置され、752年に盛大に大仏開眼供養が催された。そして当時、70m以上の東西2つの仏塔、七重塔が建立されたという。まさに日本全土を頂くヒマラヤのごときである。  

  • 滋賀・延暦寺

    賀・坂本の標高848mの比叡山全域を境内とする寺院。平安時代初期に伝教大師最澄(767- 822)により開かれ、南西の石清水八幡宮とともに、都の北東の鬼門を守る。比叡山の地区区分は東塔、西塔と呼ばれ、また比叡山は日本の東西を等しく守護する。全国6か所の宝塔を建て日本を守護する最澄の構想で、その中心が延暦寺東塔の法華総持院東塔。      

  • 岩手・中尊寺

    手県・平泉町にある、本尊釈迦如来を祀る天台宗東北大本山の寺院。平安時代前期に慈覚大師円仁が山を開き、平安後期に奥州藤原氏初代清衡が寺院を建立する。平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多くの文化財を所蔵し、2011年に世界文化遺産に登録。経堂には金・銀字が一行毎に交差する「紺紙金銀交書経」など貴重な写経が納められる。


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