・頤和園
Summer Palace, an Imperial Garden in Beijing

10 km northwest of Beijing
      

代田園詩人の詩情とくらす

      

中国北京郊外の頤和園(いわえん)は、中国皇室庭園の文化と歴史を伝える傑作庭園で、総計100を越える建物がある。造園は12世紀に始まり、清朝末期に清朝第九代咸豊帝の妃、第十代同治帝と第十一代光緒帝の国母、西太后が完成させた。総面積290万m2の庭園には、数百年かけて平地に湖・昆明湖を掘り、その残土を盛り上げて山・万寿山を築く。その万寿山の山頂に、西太后が厚く信仰し、死後生まれ変わりを願う観音仏が安置される。

©2013 UNESCO

  • 岡山後楽園

    山市北区にあり、14年の歳月をかけて元禄13年(1700)に完成した大名庭園。岡山藩第2代藩主綱政が、岡山市内旭川をはさみ岡山城の対岸に築庭した藩主が居間として使った延養亭(えんようてい)を中心とした回遊式庭園で、岡山城も借景とする。きままな外出が許されない藩主の「遊休の園」として作られた園内には、築庭当初は田畑が広がり、実際に農作業が行われた。

  • 京都・修学院離宮

    都の比叡山山麓修学院にあり、17世紀に後水尾天皇が指導し、徳川幕府が造園した日本の王朝文化の美意識をあまねく満たす庭園。上御茶屋・中御茶屋・下御茶屋で構成され、面積は54万m2に及ぶ。各御茶屋の間には田畑が広がり、細い松並木が各御茶屋をつなぐ。中国古典の田園詩人の詩にかさなる。中御茶屋は、後水尾天皇皇女 梅宮の草庵に由来する。        

  • 香川・栗林公園

    川・高松にあり、香東川の流れが造った紫雲山を借景にした回遊式庭園と、近代的に整備された準洋式で構成される名園。1625年頃に讃岐領主生駒氏によって造営された南湖一帯を、1642年に領主を引き継いだ水戸徳川家出身の松平頼重が庭園化し、以後100年かけて造園する。栗林の名は、もともと北門付近にあり、のちに伐採された栗林に由来する。          


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