・廬山
Lushan National Park

Jiujiang City, Jiangxi Province
      

問の真髄を伝える文人の聖地

      

中国・江西省の長江中流域の大平原にある、峰々が島のように浮かぶ廬山。大河・長江と中流域の大小湖沼群に囲まれたこの山を、中国南北朝時代の陶淵明、唐時代の李白や白楽天が訪れ、中国の山水詩が生まれた。中国を代表する避暑地で、19世紀後半欧米の宣教師や商人が欧米建築様式の別荘を建て、国民党政府の夏の都を置く。そして日本で特に平安王朝文化に大きな影響を与える浄土教を、4世紀僧・慧遠が東林寺を廬山に建立し開く。

©2013 UNESCO

  • 福岡・太宰府天満宮

    岡・太宰府にあり、菅原道真を祀り、京都の天満宮ともに全国天満宮の総本社とされる。本殿の正面には唐破風造の向拝を設け、左右に梅が植えられ、楼門からの境内の周囲には回廊が巡る。白楽天と漢詩を比べられた文章博士菅原道真。学問は朝廷というシステムを支える手段ではなく、存在するものの躍動を、捉えるのが真髄であると知る。それが学問の神。

  • 山口・防府天満宮

    口・防府の天神山の丘陵地にあり、太宰府に流される道中でその景観に癒されたと語り残した菅原道真を学問の神として祀る。毎年11月の御神幸祭では約2トンある御網代(おあじろ)を引っ張り、表参道の階段を下り上る。田園詩人の陶淵明は、観念的な老荘的な境地で詩を作らず、夕方に鳥が連れ立って山に還る光景にこそ真実の境地があると詠う。    

  • 京都・長岡天満宮

    武天皇の長岡京跡にあり、菅原道真の旧領地周辺に建ち菅原道真を祀る。道真は太宰府に旅立つ前に長岡に立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残りを惜しむ。朝廷・皇室は長岡天満宮を敬い、寛永15(1638)年桂離宮造営の八条宮智仁親王が八条ケ池を造営。水上橋がかけられ、池の中堤両側に樹齢百年を超えるキリシマツツジが植えられる。 


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