世界遺産+

カンボジア・アンコール遺跡
Angkor

Province Siem Reap
      

ジアの未来雛型都市

      

カンボジア北西部、トンレサップ湖北側にある。12〜13世紀に全盛を誇るクメール王朝が、古代インドの宇宙観を具現化した遺跡群。造形美や規模で群を抜く世界遺産だ。この王朝は何故未曾有の石造都市を築けたか?4世紀からインド・グプタ朝が生んだ寛容なる宗教文化思想を土着化させ、7世紀からマレー系国家が築いたインド・中国海上交易を取り込こみ、10世紀からインドネシアで発達した灌漑整備で国内の農業生産性を増大させたことによる。

©2013 UNESCO

  • 奈良・明日香村 稲淵の棚田

    良県中央にある中央集権国家の誕生の地で、日本のこころの故郷といわれる。山から北に流れる飛鳥川沿いに秋に赤い彼岸花が咲く明日香村稲淵の棚田。渡来した灌漑式水稲栽培は、飛躍的に食料生産性を上げ、豊かな社会を生み出した。一方で明日香に城塞を持つ都市は渡来しなかった。おおらかなる棚田社会が形成された。故郷は都会ではなく社会。     

  • 大阪・大阪歴史博物館

    阪城が立つ上町台地、古代の難波宮史跡公園の北西端にあり、2001年に開館したわかりやすく歴史を伝える高層階の博物館。エレベータで10階まで上がり奈良時代の大阪「難波宮」にタイムスリップし、そこから階を降りる毎に現代へと戻ってくる順路構造が設計されている。大阪湖が灌漑水利の土木事業で豊かな大阪平野となった古代の歴史と社会の力を知れる。

  • 大阪・難波宮跡公園

    阪上町台地の大阪城の南にある飛鳥・奈良時代の古代宮殿跡。第2次大戦前は、日本書紀に記述があっても所在が不明だった。戦後の発掘調査で、難波宮は前期と後期の2期に分かれて造営され、前期の孝徳天皇の宮跡では、686(朱鳥元)年正月に宮が全焼した歴史記述が確認され、後期の聖武天皇の宮跡では、大極殿の跡が発見された。古代東アジアの都城が蘇る。


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