世界遺産+

インドネシア・バリ州の文化的景観 : トリヒタカラナの精神を象徴するスバックの水利システム
Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy

      

ジアの精神文化遺産

      

紀元前から中国・揚子江沿いで発達し、モンスーン気候の東南アジア山岳地帯によく見られ棚田。インドネシア・バリ島に見られる棚田は、11世紀からはじまる水利組合、スバックにより現在まで保全されている。その組織は、寺院を組み込み、運営は権力でなく儀礼義務による精神的な強制力でなされる。この文化的景観は、4世紀からインド・グプタ朝が生んだ寛容なる宗教文化思想を土着化させた、バリ・ヒンドゥーといわれる思想で造られた。

©2013 UNESCO

  • 岐阜・白川郷

    倉期親鸞の弟子善俊が、白川郷の里の信仰を広める。岐阜県庄川流域の白川村や高山市の合掌集落の景観は、1995年世界遺産に登録。集落が総出で制作にあたる合掌造りは単に歴史遺産ではなく、厳しい自然環境でひとが生命(いのち)を支え合って生きた精神遺産でもある。現代宇宙工学にも使われる合掌造りの軸組工法は、実際にひとの手でつくられる。        

  • 富山・南砺市立井波歴史民俗資料館

    世以降、真宗王国と呼ばれた富山県西部の砺波地域は、古代より開田が進み、奈良時代から東大寺領荘園に寄進された。昭和45年発掘の高瀬遺跡は、平安期の荘園を管理する役所で、北陸ではじめて木簡が出土。建物跡や河川跡が復元された史跡公園にある当館で、出土の木簡・墨書土器・銅銭・須恵器・土師器・柱根が展示される。
    *2013年9月から来年まで改修工事が続く。      

  • 京都・西本願寺

    都にある浄土真宗本願寺派の本山で、桃山文化を代表する建築や庭園が保存され、1994年に世界遺産に登録された。本願寺派は、宗祖親鸞の墓所を発祥とし、本願寺を本山とする。宗祖親鸞の命日まで1週間ご正忌報恩講が行われ、信者に対し、国宝「鴻(こう)之間」で、本願寺や書院の歴史に触れる精進料理のお斎(とき)接待が用意される。              


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