世界遺産+

ベトナム・ハロン湾
Ha Long Bay

Province: Quang Ninh
      

土景観

      

ベトナム北部トンキン湾にある3000もの奇岩と島々が見られる景勝地。同じ石灰岩地形の景勝地である有名な中国の桂林に比して「海の桂林」と呼ばれる。石灰岩の島々には鍾乳洞が広がり、数億年かけて形成された芸術作品のような奇岩の風景は、エメラルド・グリーンの海とともに、ひとびとを圧倒しまた深く酔わせる。そしてこの島々からは、4500年前の高度な磨製の石斧が発見され、氷河期後のベトナムの新石器時代を伝える。

©2013 UNESCO

  • 宮城・松島

    城県の松島湾を取り巻く丘陵と250以上の島々は、丘陵に海進・沈水してできた多島海の景観で、日本三景のひとつ。太平洋に面して隣接する仙台湾と石巻湾は砂浜で、松島湾は磯辺。漁業や軍港以外に松島湾の景観は、長らく信仰の対象とされた。島々と湾の織りなす景観は、まさに浄土景観。日本人が美しいと感じる海の景観には、遠い南の記憶がかさなる。             

  • 三重・ともやま展望台

    重県伊勢志摩の英虞湾の東側にあり、右手に賢島、前に間崎島を置き、左からは前島半島がのびていて志摩らしい景観が展望できる。特に正面から見える夕日がすばらしい。公園内では自然の中でレクリエーションが楽しめる。まさに浄土景観。1万年前の縄文海進で北上してひとや集団は日本列島に渡る。美しい海の景観の原郷には遠い南の海がある。                

  • 長崎・西海国立公園 九十九島

    世保港の外側から北へ25kmに渡り208の島々が点在し、島の密度は日本一ともいわれる海域。波や風に浸食された複雑な入り江は自然が作り出す芸術。日本で唯一の外洋性多島海はマリンスポーツが盛んな海域。「九十九」は「数が多い」の例え言葉で、江戸時代から使われ、景勝地として知られていた。北部は岩肌が厳しく、男性的な景観が多く、南部は優美で女性的な島々が多い海域。


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