世界遺産+

スリランカ・聖地キャンディ
Sacred City of Kandy

Central Province
      

アジア共通のこころの景観

      

セイロン島中央、スリランカのシンハラ王朝の15世紀からの最後の都で仏教の聖地。仏歯寺、ダラダー・マーリガーワ寺院がある。仏歯とは、釈迦の糸切り歯の仏舎利で、スリランカの王権の象徴。シンハラ王朝の都が南に移される毎に、仏舎利容器に納められた仏歯は移された。そしてこの仏歯寺の象牙で飾られた仏歯堂が最後の地となる。今も7月の満月を頂点とするエサラ・ペラヘラ祭で、舎利容器が象の背中に乗せられて町中を練り歩く。

©2013 UNESCO

  • 京都・東福寺

    都東山区の南に位置し、本尊釈迦如来を祀り、建長7(1255)年に九条道家が作った京都五山第4位の寺院。寺名は奈良の東大寺と興福寺に由来し、当初は高さ15m、5丈の釈迦像を安置の予定だった。初代住職は、中国・宋で修行を終えた臨済宗の禅僧円滋(えんに)であり、日本の仏画や水墨画に大きな影響を与えた画僧、明兆(1352−1431)を輩出。     

  • 福岡・九州国立博物館

    本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館をテーマに、2005年に福岡・太宰府の太宰府天満宮の裏の丘陵地において建設され開館する。旧石器時代から近世末期の開国まで、日本文化の形成の歴史を解りやすく紹介展示する。所蔵する鎌倉期の絹本著色仏涅槃図には、横たわる釈迦の周囲に悲嘆に暮れる菩薩や羅漢ら大勢の人々、動物が色鮮やかに描かれる。

  • 兵庫・神戸市立布引ハーブ園

    戸市中央区の新神戸ロープウェー「風の岡駅」と「布引ハーブ園」駅間に広がる植物園。ラベンダーやカモミールを中心にした栽培された香りを、緩やかな坂を上下しながら神戸の全景とともに楽しめ、夏は夜景も楽しめる。釈迦の最期を描く涅槃図には、満月と動物が釈迦にそなえる花々や沙羅双樹が描かれる。東アジア共通の深遠なこころの景観がかさなる。  


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