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巨人+
松岡 正剛
あたらしい知を迎えに、ニッポンの本が動きはじめる!(4/4)
東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長、ISIS編集学校校長。
情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に多数携わる日本文化研究の第一人者である。
現代日本の最大の思想家、松岡正剛氏に聞くニッポンの社会遺産。
聞き手:旅鶴発行人、旅学協会代表理事 島田文吾
Tabizu Intervew―Seigow Matsuoka
スーパーエディターズの登場を待望し、本が動く!
島田
この社会資産の考え方は国立国会図書館長の長尾真さんにもご協力いただいています。やはり日本人のアーカイブされた知をどのように動かしていけるかということが重要だと思っていらっしゃる。
松岡
社会制度と知の編集力と芸術価値とがバラバラなんです。つながっていない。そこへもってきて、博物館・美術館の学芸員がネットワークされていませんし、図書館の司書ともつながっていない。本当は、学校図書館とミュージアムと神社仏閣がつながるべきなんです。
そこで、これらをダイナミックにつなぐことを促す人材も必要になります。私はそれを「スーパーエディターズ」と呼んでいるんですが、そういう人達が出てこないと駄目です。日本の知をそろそろ本気でつなぎなおすべきなんですが、それには編集力がいりますし、また実際にそのような活動ができるスーパーエディターズが境界をまたいでいくべきなんです。
島田
そうだと思います。そしてそうした見識がないと本当に日本の美など理解出来ません。
松岡
図書分類だけ頼っていてはいけません。だって、ウェブ社会のほうはすでに縦横無尽になっているんです。けれどもそのウェブは世界知と個人知が直接的に検索状態になっているから、そこに共同知が生まれてきていない。これもまだまだ限界です。そういうことを含めてスーパーエディターズのような人材が中央にも地方にも、また公にも民にもコモンズにも必要です。私は、こういうことをおこしていくには、まず本を動かしていくことが大事だと見ているんです。本は、なんといっても一千年以上そのパッケージを変えていない知のアーカイブですからね。
それには、図書館とともに書店も変わらなければいけません。図書館、ミュージアム、学校、書店が同時に動くようにすべきなんです。日本の本が動けば、日本が動きますよ。
私は2年前から松丸本舗というセレクトショップ型の書店をプロデュースしたのですが、そこではいろいろ工夫をしています。最近は「本の福袋」というものを考えた。いろいろなゲストの方々に本を組み合わせてもらって、袋の中に入れるのですが、そこには本だけではなく、そのゲストが選んだお土産も入っているんです。美輪明宏、いとうせいこう、山本耀司、川上未映子、コシノジュンコ、いろんなゲストが〝出品〞してくれています。これは日本の出版界や書店には再販制度という縛りがあるので価格競争ができないのですが、それをちょっぴり破るためのものです。とても評判がよくて、二、三日で売り切れてしまいます。
島田
「旅鶴」をご覧になってどういうふうに感じられましたか。
松岡
(冬号を見て)これは旅鶴のカタログですね。もうちょっと中味を作らないといけません。編集もしなくちゃいけない。普通のカタログでは、単なる商品の羅列になってしまって、そこから価値の創発がおこらない。そこをぜひとも挑戦してください。
島田
がんばります! ありがとうございました、本当に。
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関連書籍
『松岡正剛 千夜千冊』
松岡 正剛氏著書
求龍堂発行
編集後記
松丸本舗は2012年9月30日に閉店。過去・現在・未来は必ずしも別々のものじゃなく、環境や人知や社会とともに生成され継承される価値というものがあり、図書館とミュージアムと神社仏閣がつながり、価値をさかのぼる旅や、創造力の源泉を地域をまたいでつないでいく旅があたらしい社会を造る、との提言は輝きを増す!
Tabizu Intervew―Seigow Matsuoka
■次回:徳川 恒孝
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