エリア

s8
  • 新潟 鎚(つち)と銅 叩いて縮める 燕の器
  • 2014年12月22日 • 新潟
  • 新潟燕鎚起銅器(つばめついきどうき) 鎚(つち)と銅 叩いて縮める 燕の器 明治政府がはじめて参加した、明治6年(1873)ウィーン万国博覧会出品の銅器。 世界でも高く評価される鎚起の銅器 職人が金「鎚」で打ち「起」こし銅を叩いて伸ばすのではなく、叩いて縮めて造形します。多彩な着色は、世界でも燕のみが保有する着色の技法です。江戸時代後期、仙台の渡り職人が燕に鎚起銅器の製法を伝え、近くの弥彦山から産出された優良な銅が支えた歴史なのです。 燕銅器工芸組合 新潟県燕市中央通2-2−21(玉川堂内) TEL:0256-62-2015

2新潟 鎚(つち)と銅 叩いて縮める 燕の器
s6
  • 山形 北前の 知恵の詰まった 船箪笥
  • 2014年12月18日 • 山形
  • 山形船箪笥 北前の 知恵の詰まった 船箪笥 江戸時代、廻船問屋の豪商が繁栄した酒田は、佐渡、越前と並ぶ船箪笥の三大産地だった。 沈んでも沈みません! 江戸時代、山形と大阪・京都は、北前船の交易が盛んでした。当時の城下の職人町で、指物師、塗師、金具師の技が融合し、大切な帳簿などを入れる船箪笥が開発されたのです。前面に厚い金具を取り付け、海に投げ出されても、重さで前面が下になり、内部の空気で“浮く”仕掛けです。 一般社団法人 酒田観光物産協会 山形県酒田市山居町1-1-20 TEL:0234-24-2233

2山形 北前の 知恵の詰まった 船箪笥
s7
  • 福島 いくつもの 時代を超えて 残すまゆみがみ
  • 2014年12月17日 • 福島
  • 福島上川崎和紙 いくつもの 時代を超えて 残すまゆみがみ 上川崎は、戦争を背景に出征前夜に遅くまで紙を漉く主人公を描く、戦時下で第18回芥川賞受賞した東野辺薫『和紙』の舞台。 伝統を受け継ぎ進化する和紙 上川崎地区は、千年以上の歴史を誇る手漉き和紙の産地。平安時代に「陸奥(みちのく)紙」と称されて、紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』に登場します。古くは真弓(檀)の若枝の樹皮繊維で作られ「まゆみがみ」と言われ、今は地元産楮(こうぞ)を原料とします。 二本松市和紙伝承館 福島県二本松市下川崎字上平33-1 TEL:0243-61-3200

2福島 いくつもの 時代を超えて 残すまゆみがみ
s5
  • 宮城 名硯の 墨味を増す 雄勝石
  • 2014年12月17日 • 宮城
  • 宮城雄勝硯 名硯の 墨味を増す 雄勝石 雄勝石は、粒子が均質の粘板岩。硬いのに圧縮にも曲げにも強い。 2億年の時を宿す北上山地から生まれた 名硯を産し600年の歴史と伝統を誇る雄勝地区は東日本大震災で大きな被害。今や文字は入力。書道も墨汁を使うのが一般的。でも絵手紙の手遊びで日本の山や里の風景をなぞるなら、日本の硯ではないでしょうか。漆黒の線がなぜか懐かしい山容となるような・・・。 雄勝硯生産販売協同組合 宮城県石巻市雄勝町雄勝伊勢畑84-1 TEL:0225-57-2632

2宮城 名硯の 墨味を増す 雄勝石
s4
  • 秋田 曲げわっぱ 年輪重ねる 秋田杉
  • 2014年12月17日 • 秋田
  • 秋田曲げわっぱ 曲げわっぱ 年輪重ねる 秋田杉 ゆっくり育った天然の秋田杉は、その年輪の幅が狭いので強度が高い。 天然秋田杉の香りが食欲をそそる! 秋田音頭に唄われる大館曲げわっぱの素材は、大館市周辺の天然秋田杉。薄く柾目取りし、煮沸して曲げ輪を作り、接合部を山桜の樹皮で縫い留める。弁当箱、おひつなどの食器類、建水や水指などの茶器類など、木目を生かした製品は、国内はもとより海外にまで人気です。 大館曲げわっぱ協同組合 秋田県大館市字馬喰町17 TEL:0186-49-5221

2秋田 曲げわっぱ 年輪重ねる 秋田杉
s3
  • 岩手 鉄瓶の 地肌に 癒やされる
  • 2014年12月17日 • 岩手
  • 岩手南部鉄瓶 鉄瓶の 地肌に 癒やされる 太古大陸ロシアとつながっていた北上山地。その山からの砂鉄と木炭、川からの砂と粘土が南部鉄器を生み出した。 鉄分補給はお任せください! 茶釜を小ぶりに改良した味わい深い鉄瓶。霰(あられ)模様で表面積を増やし、保温の効果を増すのは、先人の知恵。溶け出した鉄分は、水道水の塩素臭を除き、味わいをまろやかに。最初に煎茶を茶きんに包み煮立てれば、漆のさび・金気止めの効果も増し、漆臭も除去できます。 南部鉄器協同組合 岩手県盛岡市繋字尾入野64-102 TEL:019-689-2336

2岩手 鉄瓶の 地肌に 癒やされる
s2
  • 青森 足元を 手技で温(ぬく)める 津軽下駄
  • 2014年12月17日 • 青森
  • 青森津軽塗下駄 足元を 手技で温(ぬく)める 津軽下駄 津軽塗には、津軽弘前藩で武士が腰に差す刀の鞘を彩るために発展した歴史がある。 丈夫で使いやすく美しい塗り下駄! 軽く柔らかで、反動が少なく、温度変化も少ない桐は、下駄の材料に最適です。津軽の桐は、厳しい風雪の中で育まれて堅い木質、美しい木目。時間と材料の無駄ともみえる塗りと研磨を数十回繰り返し、深い光沢、重厚な美しさを生み出します。まさにこだわりの逸品です。 株式会社 ゑびすや履物店 青森県弘前市大字本町104 TEL:0172-32-3093

2青森 足元を 手技で温(ぬく)める 津軽下駄
thums1
  • 北海道 エゾシカを 被りて旅する 北海道
  • 2014年12月14日 • 北海道
  • 北海道エゾシカ革のハンチング エゾシカを 被りて旅する 北海道 エゾシカはニホンジカの一種で、動植物分布を分けるブラキストン線である津軽海峡を渡った可能性がある。明治政府は北海道開拓資金を得るために、エゾジカを大量捕獲した歴史もある。 エゾシカ、近年注目されています! 鹿革は、牛革に比べ繊維が緻密で強度があり、透湿性・吸湿性に優れ、帽子に適した素材。でもエゾシカは野生動物で、その大きさやキズも個々に違います。同じ地域、北海道に生まれた生命をどう活かすかが、この商品の、そして地域のサステナビリティのはじまりでした。 どら猫帽子店 北海道旭川市2条15丁目 TEL:0166-23-5639

2北海道 エゾシカを 被りて旅する 北海道