律義者の系譜

2013年5月15日

グランシェフの故郷

律義者の系譜

ーディディエ・アニエス
フーケッツ
サマセット・モームは「月と六ペンス」、ディデイエ・アニエスは「月も六ペンス」もである。アニエスは、世界遺産カルカソンヌを日々ながめるフランス・ラングドック地方の葡萄栽培農家に育つ。祖父に指導され日々葡萄畑に農作業に取り組む律儀さが彼の料理の流儀となる。世界遺産カルカソンヌは、フランス南部、ラングドック=ルシヨン地域にある古代ローマ時代からの要塞都市。19世紀の建築家ウジェーヌ・エマ ニュエル・ヴィオレ・ル・デュクにより修復され、1997年ユネスコの世界遺産に認定される。

ラングドック=ルシヨン地域圏(Languedoc-Roussillon)は、古代よりボルドーの大西洋側と地中海を結ぶ交通の要所。その要所の要塞を千年維持するには、多くの手間がいる。だからアニエスは、シェフにはコミュニケーション力が必要だと語る。グランシェフの料理は、多くの手を必要とする建造物だから。

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