3月、ひな祭りと文楽!

2013年4月19日

冬の百話:大阪

3月、ひな祭りと文楽!
ひな人形に形代の由来。文楽に奉納人形操りの由来。大阪くらしの今昔館を起点に、コチラとアチラ、渡りの情感を深掘る旅
  • 大阪市立自然史博物館
    大阪市立自然史博物館
    住所:大阪市東住吉区長居公園1-23
    Tel:06-6697-6221

    を使う水運で発展した大坂は、古代、水と淡水が混在する汽水域の河内湖(かわちこ)だった。やがて水が引いた潟が、大阪平野に開拓されていくのだが、潟は海が荒れれば塩分が高まり、雨水で甘くなる。クロダイ(チヌ)などの雑食の魚の成育に適し、茅渟(ちぬ)の海と呼ばれていた。当館は「地球と生命の歴史」、「生命の進化」から「自然のめぐみ」を常設展示で紹介。

  • 史跡 難波宮跡公園
    史跡 難波宮跡公園
    住所:大阪市中央区法円坂1
    問合せ先Tel:06-6943-6833(大阪市博物館協会)

    本書紀にある難波宮は、大阪城の南、古代大阪・上町台地の北端にあった。中国式の礎石建、瓦葺屋根の聖武天皇の宮殿に対して、80年前の孝徳天皇の宮殿は、日本古来の、地面に掘立柱を立て、屋根は板葺または檜皮葺である。東西185m、南北200m以上の内裏、前左右に中国式八角形の楼閣状の建物があるものだった。                          

  • 大阪歴史博物館
    大阪歴史博物館
    住所:大阪市中央区大手前4-1-32
    Tel:06-6946-5728

    館が建つ上町台地東北の巨大な河内湖は、縄文・弥生・古墳時代にかけて堆積平野に転換した。当館は、大陸・半島文明が渡来してくる古代の地理と歴史をわかりやすく紹介する。そして奈良時代、聖徳天皇が造営した難波宮大極殿が復元され、発掘された資料や、地下に保存される遺跡跡とともに、華麗なる天平文化の風を実感できる。                          

  • ひな祭り(大阪くらしの今昔館)
    ひな祭り(大阪くらしの今昔館)
    住所:大阪市北区天神橋6-4-20 住まい情報センター8F
    Tel:06-6242-1170

    館では、2月中旬から3月末まで、再現展示されている江戸後期の大坂の町家の中にひな人形を飾り、臨場感を演出する。人形をくぐつ(傀儡)するのが文楽。イザナギノミコとイザナミノミコトの子の心を慰める為に、摂津・西宮戎神社で奉納された人形操りが始まり。それが淡路島に至り、また摂津・難波で三味線語りの浄瑠璃とかさなる。三人で人形を操る文楽は、大阪湾を巡る文化である。

3月、ひな祭りと文楽!

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