9月、厳かなる王朝の祭り、石清水祭!

2013年4月3日

秋の旅プラン:八幡

9月、厳かなる王朝の祭り、石清水祭!
茶室で見つめる、儚きいのちの行方。平安期貞観
じょうがん
年間に東北の大震災はじめ天災が多発。厳かなるものの質感に出会う旅
  • 八幡市立松花堂庭園・美術館
    八幡市立松花堂庭園・美術館
    住所:京都府八幡市八幡女郎花43
    Tel:075-981-0010

    庭は、東車塚古墳の上にあり、松花堂昭乗自らの手による造園といわれる。庭の中心部は、古墳前方部の平坦なところを利用して造られ、灯篭や立ち木を除いて空間をつくり、地に這う潅木と巧みな飛び石の配置し、それを埋める苔によって平面の美が構成されている。「寛永の三筆」の昭乗は絵も描いた。日本絵画の伝統である平面の構成性をよく知っていた。

  • 松花堂弁当(京都吉兆 吉兆松花堂店)
    松花堂弁当(京都吉兆 吉兆松花堂店)
    住所:京都府八幡市八幡女郎花43
    Tel:075−971−3311

    の字に仕切った木箱に四季の味わいを盛り合わせた「松花堂弁当」。昭和の初めに吉兆創業者の湯木貞一氏が昭乗の旧跡での茶会に出向いた折、田の字型に仕切られた器を目にした。昭乗がたばこ盆などに使っていたというその器を1つ譲り受けて持ち帰り、寸法などに工夫をし「松花堂弁当」として世に広めた。                                           

  • 大井川鐵道
    男山四十八坊跡 石清水八幡宮
    住所:京都府八幡市八幡高坊30
    Tel:075-981-3001

    治期までは神仏習合で石清水八幡宮の本殿では読経が流れ、社僧という僧侶が社務を取り仕切った。昭乗は社僧である。男山には48もの坊と呼ばれる寺があった。大阪・堺の出身の昭乗は、石清水八幡宮で出家をし、瀧本坊の社僧となり、その住職となる。参道の石垣と本殿前の参道に並ぶ石燈籠。燈籠の竿の部分には、宿坊のそれぞれの坊名が刻まれる。                 

  • 石清水(いわしみず)祭(石清水八幡宮)
    石清水
    いわしみず
    祭(石清水八幡宮)

    住所:京都府八幡市八幡高坊30
    Tel:075-981-3001

    祭の北祭に対し都の南祭。王朝文化を現代に伝える正統的祭祀、文化と歴史の動く古典である。貞観5(863)年旧暦8月15日、男山の裾を流れる放生川(ほうじょうがわ)に魚を放す「石清水放生会(ほうじょうえ)」がはじまり。平安期の貞観(じょうがん)年間は、東北の震災はじめ全国各地に天災が多発した。はかなき生命(いのち)に目を向けるその意味は、今も何も変わってはいない。

9月、厳かなる王朝の祭り、石清水祭!

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