11月、小京都に現代アート降臨!

2013年4月2日

秋の旅プラン:龍野

11月、小京都に現代アート降臨!
醤油蔵はじめ小京都・龍野に残る歴史的建造物で開催される現代美術展。古さの先入観を超える自分に出会う旅
  • 如来寺 三木露風の歌碑と筆塚
    三木露風の歌碑と筆塚
    住所:兵庫県たつの市龍野町下霞城
    お問合わせ先: 0791-64-3156(たつの市)
    「夕

    焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿(さお)の先」は、近代日本を代表する詩人、三木露風の作った童謡。幼く母と生き別れた露風が、子供時代に女中さんの背中に負われて観たのは、龍野の景観である。三木家は脇坂家の家臣。露風の歌碑と筆塚は如来寺にある。露風の上品でしみ入る詩情性の原点はここ。   

  • 龍野公園 紅葉谷・聚遠亭(しゅうえんてい)
    龍野公園 紅葉谷・聚遠亭
    しゅうえんてい

    住所:兵庫県たつの市龍野町上霞城・中霞城・下霞城 
    お問合わせ先: 0791-64-3156(たつの市)

    の公園は、室町期の龍野城跡がある鶏籠山(けいろうさん)の南の麓に位置する。心字池に浮かぶ茶室、浮堂・聚遠亭から文学の小径を経て童謡の小径へ行く途中には、三木露風の歌碑があり、童謡「赤とんぼ」の詩情がかさなる。秋は紅葉の名所として名高く、散策すれば、遠く淡路島、瀬戸の島々を望むことができる。

  • 龍野アートプロジェクト『刻(とき)の記憶』
    龍野アートプロジェクト『
    とき
    の記憶』

    問合せ先:龍野アートプロジェクト事務局
    Tel:0791-63-3555

    油蔵はじめ小京都・龍野に残る歴史的建造物を再生・活用し、芸術とまちの魅力を国内外に発信し、地域の活性化と国際交流を図る現代美術展「龍野アートプロジェクト」が、『刻の記憶』をテーマに開催される。「龍野アートプレジェクト」は、これまでの2回の事業で、現代アートにより「過去」「現在」と『刻の記憶』を表現してきたが、3年目の今年、「未来」をキーワードに、龍野一円を会場とした「城下町美術館」を目指す!

  • 揖保乃糸(いぼのいと)そうめん
    揖保乃糸
    いぼのいと
    そうめん

    住所:兵庫県たつの市神岡町奥村56(揖保乃糸資料館 そうめんの里)
    Tel:0791-65-9000

    フトな舌ざわりと腰の強いそうめん、揖保乃糸。実は地元の協同組合のブランド名で、生産者が組合から品質検査を受ける検査基準や流通管理の組合システムは、明治・大正期から守られ今に至る。当館ではその歴史を目と耳と舌で味わえる。揖保川の清き流れと移築された京文化。城下町龍野の美意識と心情を伝える地産商品!                                                

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