春の旅プラン:龍野
4月、貂の皮見参、武者行列! 贈物に宿る特別な力の源、マナ。龍野歴史文化資料館を起点に、司馬遼太郎の小説「貂の皮」、そのマナの面影をさぐる旅 |
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たつの市立龍野歴史文化資料館
ひな祭り展示
住所:兵庫県たつの市龍野町上霞城128−3
Tel:0791−63−0907脇坂家の歴史資料や大名道具を所蔵する本館は、2月23日〜4月7日の期間、ひな祭りの展示をする。京風ひな人形の町、龍野。脇坂家が保護した醤油醸造は、やがて京の都の消費量の半分までまかなう。蔵元は京に店をもち販路を広げ、一方で京文化を龍野に伝えた。これが龍野を小京都に育てた歴史である。それが華やかに語られる展示だ!
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うすくち龍野醤油資料館
住所:兵庫県たつの市龍野町大手54−1
Tel:0791−63−4573中国山脈の水を集めて南下する揖保川が、次第に流れをゆるめるあたり、風土記の昔に日下部(くさかべ)の里と呼ばれたこの龍野の一帯は、古くから文化が開けたところである。播磨平野の豊かな小麦、山間部に産した質のよい大豆、そして手近な赤穂の塩は、清らかな水とおだやかな気候に恵まれて、龍野醤油を生んだ。旧藩主脇坂候の保護もあり、江戸時代から醤油の銘醸地として名を誇り今に至る。また、甘酒を加えることで淡口醤油を編み出し、京料理の発展にも寄与したと言う。その歴史は、登録有形文化財のレンガ造りで近代建築の当館が語る。