マナス野生生物保護区

2013年3月12日

世界遺産+

インド・マナス野生生物保護区
Manas Wildlife Sanctuary

State of Assam
      

ろいろな生き物がいて、ひとに力宿る

      

東ヒマラヤ山麓、森林におおわれ、猿のボウシラングールや鳥の野鳥のハイバネジョウビタキが暮らす。宇宙創造の神ブラフマーの息子ブラマプトラ川の支流マナス川が、山麓に低く広い段丘の保護区西部を流れ、良質の堆積土の南部には草原地帯が生まれる。アジアゾウやインドサイたちが生息する。また500を超える植物が森と草原に生育し、世界有数の生物多様性が保たれる。そして保護区周辺に50以上の村落があり、森とともに暮らす。
©2013 UNESCO
  • 本・阿蘇山、草千里にある博物館で、火山に関連する溶岩が体系的に展示紹介され、天候不良でも火口に設置されているカメラで常時火口の状況が観察でき、火口の音も聞ける阿蘇山の学習施設である。太古大噴火を繰り返し、大きな鍋・カルデラになった阿蘇は、大きな水ガメでもある。清流を涌き出し、平野に流す。そして豊かな農地を生み出す素地を提供した。

  • 山活動が多くの灰を降らし、湿原ができ、多様な生命が生きる環境を整備した。奥羽山脈北部、岩手と秋田両県にまたがる標高1614mの八幡平は、4万haもの高原が広がり、火山から生まれた山稜や峰筋とともに無数の沼や湿原が点在し、国立公園に指定される山岳公園。アオモリトドマツやブナの原生林をはじめ、多様な動植物が生きている。          

  • 川市中心から東に10kmに位置し、標高457mのキトウシ山の突端、盆地に突出した丘陵地、海抜295mの旭山の麓に広がる公園。もともとは国有林であった。眺望に優れ、天然の美林がよく保存され、自然につつまれた丘陵地に、昭和38年都市公園が開設された。隣接の旭山動物園は、いろいろな生き物がいて、ひとに力宿ることを伝えてくれる。         

マナス野生生物保護区

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